せんと君の舞台は、平城宮跡 [日々の出来事]
大変だった引越し、何とか売却できた前の家。
さて心地よいお天気の今日、新居から平城宮跡に出かけました。
ススキの穂がゆらゆら。 遠くに見えるのは若草山です。
自転車でゆっくりと。
一面に広がる野草。
ここは平城遷都1300年の記念行事が2010年に催される会場となるのですが、この静寂のままそっとしておいてほしいと僕は思っています。
記念行事のマスコットせんと君。
この夏、初お目見えとなったとき、せんと君に会ってきました。
ゆるきゃらとはちょっと言えないな。目が怖い。
ちょっと気分転換をしたあとは、今夜の食事を作ります。昨日実家から持ち帰ったお豆さん。
虫食いもなく美味しそうです。
こんな豆の枝葉。
田舎の庭にある柿の木には、実が鈴なりです。デザートにしようと取って帰りました。かなりの老木なのですがこんなに実がついているのは、久しぶりです。
心地よい秋の休日に、感謝。
ふるさとの村に、ブロードバンド [日々の出来事]
仕事が忙しくなって、久しぶりのブログアップです。
僕のふるさとの奈良の田舎に、ケーブルネットワークの工事が始まったのは、田植えの終わった5月でした。
2011年のアナログ放送終了と地デジへの移行で、田舎の村にケーブルが張り巡らされました。
そしてつい先日、地デジが見れるようになったのです。インターネットの環境もとても早いものになりました。
こうなると、田舎暮らしも快適です。
というわけでまた少しずつブログをアップしていこうかなと思っています。
工事中。
車もほとんど通らない道路ですから、ガードマンものんびり。
ちょっと人騒がせな、、。ペキンオワリマチ [日々の出来事]
仕事が忙しくなって、ブログも一休みとなっています。
近鉄奈良駅から、商店街を通り、奈良町を抜けて南へ歩くと、こんな地名のところがあります。
なんと読むかといいますと、ペキンオワリマチ、ではなく、キタキョウバテチョウ、と読みます。
中国の方が見るとまゆをひそめそうな名前ですね。
もとは、京終と書いてキョウバテ、と読む地名なのですが、このあたりは奈良に都があったころには、都の端っこだったところなんでしょうね。
用事を済ませて、久しぶりに奈良の街なかを周回するバスに乗りました。 市内循環バスです。
散歩がてら国立博物館前で降りて、東大寺へ歩きました。バス停前の鹿。
東大寺南大門前は相変わらずの光景が。
日々是好日。
ふるさとの引力。 マンション買い。 [日々の出来事]
何週間か前に、関西ローカルの午後のちちんぷいぷいという番組で、ふるさとの重力ということについて話していました。
たとえば岡山出身で、または九州出身といった方で、大阪で働く場合、大阪の東には住まないだろうというのです。自分のふるさとである地方から見て、より近い大阪の西側に住まいする傾向があるのでは、と言っていました。それがふるさとの重力というものではないかと。
僕がもし東京で働くとすれば、おそらく東京都心より西側に住まいすると思うし、これこそ故郷の重力、というより引力と言ったほうがぴったりだと思うのですが、なにかしらふるさとへの想い、郷愁のようなものがそうさせるのではと、岡山出身のアナウンサーの熱い語り口に何度もうなずいてしまいました。
その僕の故郷の、数年前に廃校になった小学校。
木造から立て替えられたとき付けられた禁猟区の看板。 ここで禁猟は当たり前だろ、と独り言。にこちゃんさんのさがしておられる鳥獣保護区ではありませんが、、。
でも今は子供たちの数が減って廃校になってしまいました。奥には僕の故郷の家が見えます。始業のチャイムが鳴ってから家を飛び出しても間に合うので、すっかり怠け者になっていましたね。
何十年かたった今、僕たち夫婦は引越しを決めました。
今住んでいる同じ奈良市でも、故郷に10キロメートル近い、奈良市の中心部のマンションです。JR奈良駅から徒歩7~8分、近鉄の最寄り駅から4分という、ぼくの故郷では考えられない便利なところです。近くにコンビニやスーパーがたくさんあって、食いしんぼうの僕にはぴったりです。
奈良公園まで徒歩で行けるのもとても楽しそうです。
という訳で今住んでいる奈良市郊外の家から、建築現場へと出かけました。 近鉄電車から、平城宮跡の朱雀門を右に見て、電車は走ります。
s駅を降りると、すぐです。 只今工事中。のんびりとした感じ。
建設中の模様は、このマンションの契約者専用のホームページでも公開されているので、僕の奥様は、それを見て楽しんでいます。
もう少し年をとってからの不便で手のかかる田舎ぐらしは、ほぼあきらめたぼくですが、便利な小都市のマンションに住み、少しばかり近くなった故郷に想いをはせる老後がかすかに見えてきたような気がしましたね。
そんなことより、来年の完成までに、今住んでいるおうちが売れるかしらん。
懐かしいダイハツミゼット、見つけたよ。 [日々の出来事]
ひょんな動機から、又働くことになりました。
新しい人間関係は、とてもわくわくします。うまくいくかなと、案ずるより産むが安し。
なんとかなっている始まりです。
そんなことより、先日立ち寄った奈良市のある自動車学校に、今は懐かしきダイハツミゼットが展示してありました。ぼくが小さいころは、この三輪自動車をいたるところで見かけたものでした。
マツダにも三輪トラックがあったなぁ。 オートバイのハンドルのようなものをつけて走るトラックです。丸いハンドルではありませんよ。
20数年前には、大阪府のぶどう産地の羽曳野市駒ヶ谷というところによく行ったのですが、ここでは、そのころもまだダイハツミゼットが農家の前に、よく止められていました。ぶどうの収穫するとき、小回りが利くし重宝されたに違いありませんね。
つい最近までぶどうをお中元にするために直接知り合いの農家を訪ねたものです。この地区のぶどうはとってもおいしいです。
で、いにしえのダイハツミゼットがこれです。
触らないでと書いています。
新しいミゼット。家の近くのお宅の庭先にありました。
旧型のほうが味があるかな。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ [日々の出来事]
娘が休みだと言うので、一緒に出かけることになった。二人で出かけるなんてことは、めったにありません。ちょっとうれしい。
僕の母親の退院祝いにどこかで食事をしようと言うので、お店探しをします。中国料理の店を探します。西大寺にある、ショッピングセンターの食堂街にあるお店がいいのではと言う娘と、そこでランチを食べることにしました。
近鉄百貨店の北海道物産展で、奥さんの大好きなイカ飯、料理大好きの僕のために利尻昆布、娘のお勧めの六花亭のホワイトチョコを買って、中国料理店へ。
中にドライフルーツになったイチゴが入っていてとてもおいしい。
桃谷楼、という中国料理店。
化学調味料を使わないというのが特徴の店。
僕が頼んだのは、五目麺セット。豚肉の煮込んだものと、デザートが付いて1500円ちょっと。娘が頼んだシーフード料理も僕のも、わりと薄味です。7、8人くらいで食事を楽しめる個室も見せてもらいました。
お任せメニューで8000円くらい。 これならホテルニッコー奈良の、中国料理店のほうが良いかなと思いつつ、修理予約してあった愛車のディーラーへ。
ここでは、飲み物がいただけるので、ホットコーヒーを。 ご馳走様です。
ショールーム。
いつかはクラウンに、なんて言うのが昔、はやりました。今は、いつかは、レクサスにでしょうか。
帰り道、車を止めた、ある駅前。薬局の前の歩道に、さとちゃんとさとこちゃんが並んでいました。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、お店ノタメニ。
我が家のさとちゃん。連休に帰ってきた上の娘のお気に入り、ぷうと一緒に。
このさとちゃんはサトウ製薬から頂いたもの。洋服も頂いたもの。我が家の居間で家族の帰りをいつも待っています。
シロヒレタビラって。 [日々の出来事]
5月の連休、京都と奈良にまたがる山すそで、わらび取りをしていた僕たち夫婦。
奥まった道端に、大型のスクーターが止まっていた。 どんどん坂道を上がっていくと、なにやら人影が見えてきた。小さなため池があるので、こんなところまでバス釣りに来てるのかと思って話してみると、K大学水産学部の学生さんでした。
シロヒレタビラという名前で、絶滅寸前種となっている魚を捕獲したと言う。 酸素を送るブクブクのついた容器には、オスとメスの2匹と小さな稚魚が5匹ほど入っています。取り出して見せてくれました。
オス。
メス。
メスにはおなかの下から管が出ています。この先から卵を産むそうです。あとで調べてみると、シロヒレタビラはこの管で、貝の中に卵を産むと書いてありました。 この池にも貝がいるのかな。 不思議な習性だな。 この学生さんの話だと、この魚はタナゴ科だといっていたが、コイ科と書いてあるHPもあった。
僕は紀伊長島の堤防で、ウミタナゴを釣り上げたことがあるんですが、この魚を家に持ち帰っておなかを開いてみてびっくり。 おなかの中にはたくさんの小さなウミタナゴの赤ちゃんが恨めしそうに僕を見ている。
ウミタナゴは胎生なんですね。卵ではなく、おなかの中で赤ちゃんタナゴを育てていたんです。僕が釣り上げたばっかりに、海に出ることができなかったんですね。
そのとき以来、海へ釣りに誘われてもあまり気乗りしなくなりました。魚は魚屋さんで、必要なだけを買って、ありがたく頂く。 これが一番です。
さて、このシロヒレタビラは、近年生息しているところが激減しているそうです。 ブラックバスに駆逐されているんでしょうか。レッドデータブックでは取り上げている文献が多いようです。
わらびを探しながら、山を下りてゆくと、あの学生がスクーターに乗って下りてきました。僕の奥さんに笑顔で会釈して颯爽と走り去っていきました。研究室に持ち帰って、どんなことをするんだろう。 こんなことに打ち込めるって楽しいだろうな。
この大学では、マグロの完全養殖に成功していて、大阪の阪急百貨店では、その切り身が店頭で売られているそうです。
僕たちが、楽しい気持ちで山を下りたのは言うまでもありません。
昨日、家の近くで撮った一枚。 名前、わかりません。
退院しました。 [日々の出来事]
ゴールデンウィーク前、母親が退院しました。
大腸がんの、切除摘出手術の経過はとても良好で、術後一週間で退院ということになりました。退院の日、すぐに次の患者さんが入院されてきて、母は、患者用の病院食を急いで食べるという、あわただしいけど、嬉しい退院となりました。
何度も通った、天理市にある憩いの家という病院の散歩道。患者さんたちがよく散歩されています。
母の入院中の桜満開の頃。向こうの建物が病院です。
病院の地下にある食堂のメニューは、安くておいしかった。病院で働く先生やスタッフの皆さんも、このメニューです。何度も食べた食事の、僕が選んだベスト3。
カツカレー、500円 約1000キロカロリーと書いてます。
若い先生が注文されていたので、僕も頼んでみたラーメン定食、550円。これも1000キロカロリーちょっとの表示でした。 おなかがいっぱいになります。
意外とおいしかった、かき揚げ丼、450円。 何度も食べました。
病院でお世話になった先生方、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
おいしいお昼ご飯を作ってくれた食堂の皆さん、ご馳走様でした。
体調が少しずつ回復して、母は今、田舎で体を休めています。今年も実家の畑には、たんぽぽがいっぱいです。嬉しい春、草花のにおい。ささやかな幸せを皆さん、ありがとう。
自衛隊奈良基地で、お花見、お土産はこれ。 [日々の出来事]
お花見の季節はとうに過ぎ、あちこちで色々な花が咲き始めていますが、この記事は、航空自衛隊奈良基地の一般公開されたときの、続編記事です。
ちょっと気になる展示物など、ご紹介します。その日はひとつの建物の中で、野点をされていたので、入ってみました。
入り口には、翔、の文字が書かれた額縁が。
大空を自由に飛び回る、日本の空を守る、大きく羽ばたく、というイメージかな。
短髪のにこやかな幹部候補生と並んで、お茶をいただきました。
その隣の部屋には展示室があります。 戦前の航空隊に関する資料が展示されています。
実際に着用されていた軍服。全体に小さめだ。あまり大きい人は、飛行気乗りには向かなかったのかな。
加藤隼飛行隊の、隼 模型。
当時をしのぶ遺品の数々。
戦況が悪くなってきた太平洋戦争末期、特攻機に乗って短い人生を終えた方がしたためた、ふるさとの母を思う一文。
僕の奥さんは、戦場に散っていった数多くの兵隊さんの遺品、遺稿を見て涙ぐんでいました。
端正な顔立ちの兵隊さんの写真の隣にあった、ふるさとのやさしき母を偲びつつ、、、、ときれいな字でしたためられた遺稿には、書くべき言葉が思いつきません。
数々の遺品や展示物を見、学びながら航空自衛隊幹部となっていく候補生たちは、どんな風に歴史を見ているのだろう。これらの展示物を前にして、どのような教育を受けているのだろう。
展示室を出て、売店をのぞいてみた。 奥さんはソフトクリームを食べている。
色々な自衛隊グッズが並んでいるなかで、お土産に買ったのがこれ。
平穏な日本の象徴。かわいい。
日本の空を守る、F15戦闘機をあしらった帽子。日々かぶって歩くには、ちょっと派手か。 オークションに出そうかな。
検問所を後にします。 ちょっと心の底に残りそうな、思い出深い春の一日となりました。
航空自衛隊でお花見を、 飛行機いっぱい編。 [日々の出来事]
奈良市には、飛行場が無いのに、航空自衛隊の基地があります。
実は航空自衛隊の幹部候補生学校があるんです。
奈良基地HPより
古墳にはさまれた奈良市北部の静かな丘陵地帯に広がる基地では、年に一度、一日だけ、桜咲く季節に、基地の一部が一般開放されます。雨が降ると中止となるので、天気予報を気にしながらその日を待ちます。
当日はいいお天気。 奥様と一緒に出かけました。
基地入り口では一度止められます。 ちょっとした緊張感。
郵便配達もいったん停止。
検問を通過すると、隊員から、航空自衛隊アクロバット飛行隊、ブルーインパルスをデザインしたクリアホルダーにはさんだ、案内書をいただきました。
かっこいいな。
検問所横に止めてあったジープ。
うーん、愛車にしたい。 もうこのタイプの四駆は市販されていません。四駆好きの僕にとっては、憧れの、究極のもの。板羽根が見えているし、乗り心地悪そうだけど、運転してみたい。
進んでゆくと、道路には訓練最優先と書いてあります。 見えてくるのは、航空自衛隊の歴史を飾る航空機。 僕はわくわく。 奥様は、ちょっとのりが悪い。
桜の花の下に飛行機。
T34レシプロ練習機。
F86戦闘機。
ロッキードF104J戦闘機。
ナイキミサイル。
移動中も隊列。 僕たち訪問者はこの先には入れません。
飛行機の見えるところで、おにぎりをいただきました。桜は満開ではありませんでしたが、お弁当を広げる家族連れもいたりして、平和な日本の今に感謝。
このおにぎり、基地の近くのイトーヨーカドーで買っていきました。 280円。
なかなか美味しい。
お昼休みの幹部候補生の皆さんも、売店でお買い物です。
女性幹部候補生、でしょうか。桜によく似合います。
のどかで、ゆっくりと流れる時間。 平和な国家であることを実感します。
時間がなくなってきたので、続編で改めて基地内、お土産のご紹介をさせていただきます。