ふるさとの引力。 マンション買い。 [日々の出来事]
何週間か前に、関西ローカルの午後のちちんぷいぷいという番組で、ふるさとの重力ということについて話していました。
たとえば岡山出身で、または九州出身といった方で、大阪で働く場合、大阪の東には住まないだろうというのです。自分のふるさとである地方から見て、より近い大阪の西側に住まいする傾向があるのでは、と言っていました。それがふるさとの重力というものではないかと。
僕がもし東京で働くとすれば、おそらく東京都心より西側に住まいすると思うし、これこそ故郷の重力、というより引力と言ったほうがぴったりだと思うのですが、なにかしらふるさとへの想い、郷愁のようなものがそうさせるのではと、岡山出身のアナウンサーの熱い語り口に何度もうなずいてしまいました。
その僕の故郷の、数年前に廃校になった小学校。
木造から立て替えられたとき付けられた禁猟区の看板。 ここで禁猟は当たり前だろ、と独り言。にこちゃんさんのさがしておられる鳥獣保護区ではありませんが、、。
でも今は子供たちの数が減って廃校になってしまいました。奥には僕の故郷の家が見えます。始業のチャイムが鳴ってから家を飛び出しても間に合うので、すっかり怠け者になっていましたね。
何十年かたった今、僕たち夫婦は引越しを決めました。
今住んでいる同じ奈良市でも、故郷に10キロメートル近い、奈良市の中心部のマンションです。JR奈良駅から徒歩7~8分、近鉄の最寄り駅から4分という、ぼくの故郷では考えられない便利なところです。近くにコンビニやスーパーがたくさんあって、食いしんぼうの僕にはぴったりです。
奈良公園まで徒歩で行けるのもとても楽しそうです。
という訳で今住んでいる奈良市郊外の家から、建築現場へと出かけました。 近鉄電車から、平城宮跡の朱雀門を右に見て、電車は走ります。
s駅を降りると、すぐです。 只今工事中。のんびりとした感じ。
建設中の模様は、このマンションの契約者専用のホームページでも公開されているので、僕の奥様は、それを見て楽しんでいます。
もう少し年をとってからの不便で手のかかる田舎ぐらしは、ほぼあきらめたぼくですが、便利な小都市のマンションに住み、少しばかり近くなった故郷に想いをはせる老後がかすかに見えてきたような気がしましたね。
そんなことより、来年の完成までに、今住んでいるおうちが売れるかしらん。
故郷の重力ですかぁ・・・。
そういわれてみれば、そうかも・・・。
と地図を確認中です・・(。´-ω・)?
by julliez (2007-07-08 23:49)
故郷の重力・・・なんか深いコトバですね。
by nicolas (2007-07-10 19:38)
なるほど!
故郷に近い方角に住むっていう傾向はあると思いますね。
by Jalana (2007-07-22 22:05)